総合優勝  後藤田敏彦

 この釣りデッキに入るのはこれで三度目です。そしていずれの時も好成 績なのが不思議です。思うにここへ入るような時は決まって海が荒れて いて、真面目な釣り師は沖根のある波の死ぬようなところで頑張るわけ ですが、それでもまず苦戦を強いられるわけで、釣果もそこそこです。 従って相対的に私のような怠け者も良い成績になるという訳でしょう。
 今回はデカイどんこの攻撃に耐えつつ、餌のサンマの品切れを気にしな がらの釣りでした。ドンコに混じってポツリボツリと上ってくる中型カ ジカをクレーン釣り。三尾そろったところでガツンと竿を倒したのは中 型のソイ。そして明けて岸際のたらし釣りでもう一尾と、都合五尾きっ ちりの釣果でした。
 それにしてもここは仕掛けの消耗が激しい。半端な 捨て糸も役に立ちません。いったい水中はどうなってるのでしょうか。

身長優勝  佐藤康行

 本格的に海釣りを始めたのは、確か4年くらい前からです。この頃、“遠投命”の釣狂殿に投げ釣りと海釣りに誘いこまれました。息子も巻き込み、近くの海(もっぱら石狩)に出撃していました。医釣会にも必然的に入会を勧めたのも釣狂殿でした。
 今回は、色々と情報を集めたり、天気や潮回りを検討し、2年前に息子がカジカの身長優勝を頂いた、“井寒台”の舟揚げ場にポイントを絞りました。
 ゴロ70本、アカハラ、サンマ、カツオを用意しました。
 最初は、20-30mの近投でハゴトコの祭りでした。70-80mのやや遠投で、ゴツンとあたり。“重いぞー、コンブか?”と、ゆっくりと引き寄せるとお魚さんの生体反応が手に伝わってきました。取り込みを慎重にし、口を大きく開いたカジカが!計測したら約42cmありましたが・・・。(うーん死後硬直?)
 医釣会に入会し、まだ3年生ですが、もったいなくも身長優勝を頂きました。私の釣りの師匠である釣狂殿や家族、そして医釣会の大先輩に感謝です。
 これからも釣道に励み、また、楽しんで会に参加してゆきます。