総合優勝  栃真賀透

年に一度のファミリー釣り大会に息子二人を連れて参加し、総合・ファミリー優勝をいただき感激しています。
今回は尻別川右岸に入釣しました。息子達との夜釣りを考えると、やはり寝袋・テントは必要と思い、持参しました。バス降車から釣り場までの荷物を3人で分担しましたが、わずか700m程の道のりも汗をかく始末。釣りをする前に一休み、そしてテント設営、まるでキャンプ同然です。(なかなか釣りをするところまでいきません)
やっと三脚を出し、竿を出す準備を始めると、アカハラ仕掛けを初めてみる次男迅は「そんな仕掛けで釣れるの」と不思議な顔をしています。イカゴロをつけ終えると、迅はすぐ竿を持ち、チョイ投げ成功。長男渓も一番良い場所(私の勘ですが)に投入。息子二人の間で私も竿を出すことにしました。ところが竿を出してから1時間、どの竿にも全く当たりがありません。息子達も竿先を見つめながら、欠伸をしています。「お父さん、魚が釣れたら教えてね」と言ってテントに戻る迅。「1匹は釣るぞ」と意気込む渓。対照的な二人でしたが、粘り強く魚を待った渓に、やっと40cm級が。その後も渓の竿に6匹、私の竿にも8匹がかかりました。しかも息子には45cm級の型物もかかりました。海は今夏の暑さのせいか水温も高く、まるで温水プールのようでした。そして朝まずめに迅の竿にもかわいいアカハラがかかり、私もほっとしました。
尻別川のアカハラ釣りとしては、今一つの釣果でしたが、外道アカハラ釣りをする会員が少なく、前回に引き続き金バッチを手にすることができました。次回は日高でのカジカ釣り、餌のアカハラも手に入り、ますます力が入りそうです。

身長優勝  有門卓二

今回のファミリー釣会は安全を考えて、最初から尻別川に入釣することを 決めていました。最初の一匹目が今回身長優勝となったアカハラでした。餌 はホタテのミミのエビ粉まぶしに食いついていました。これはかなり釣れる と思い、次の当りからは家内に5匹釣れるまでまかせることにしたのですが なかなか思う通りにはいかず、10時過ぎて当りもないので雷電温泉で1時 間程温まってから、再度釣りを開始しました。0時を過ぎてやっと家内が5 匹揃え、車内で仮眠をとりに戻り、私の番がまわってきました。ところが、 なかなか5匹を揃えることができず、2時を過ぎてやっと私も息子も5匹揃 えることができたのですが、持参のゴロは3人で40本しかなかったので、 ゴロの切れ目がアカハラの切れ目とあきらめて、雷電温泉前の旧道で朝まで 竿をだしました。息子がハチガラ1匹、私がクロソイ1匹で終わり、帰りの ことを考えて6時半に終了して高原温泉ホテルの駐車場で仮眠をとっていま した。ゴロをたくさん持参した人はアカハラを朝まで釣っているはずなので 入賞すらないだろうと思っていたのですが、審査の結果思いがけずに身長優 賞をいただくことができました。やはり釣りとは分らないものとつくずく思 いました。