総合優勝  松橋満佳

  総合優勝してしまいました。場所は浦河パチンコ店裏の浅い砂浜。テトラの切れ目からテトラに引っ掛けないように投入した。数年前、氷下魚をネットごと流されてからしつこく通い続けたのをパチンコの神様が見ていたのかな?
  酒のつまみにと氷下魚を狙って餌はワンパック620円のイソメ、鰈用にカツオ半身(前回の出戻り)イカゴロワンパックを用意して市販の鰈仕掛けで開始、氷下魚が釣れるはずでした。が、イソメに釣れたのは35㎝位のウグイ4匹、33cm位4匹、どんこ1匹、小型鰈1匹。これで総合優勝できるとは思いもよりません。夜が明けてからは全く反応はなかった。川方面にはサケ釣りが一人頑張っていました。地元釣り師によるとタカノハが少しずつ戻ってきているとのことでした。





身長優勝  南勝

  大田さんと入漁予定の笛舞川口には、既に4名の姿が見えたので、大田さんを残して私は、隣の日勝大和の勝手知ったる場所に向かった。9月に和さんと入って不漁だったので、リベンジの積りだった。
  しかし、アカハラ狙いの天秤が直ぐにゴミの山に変化するので、タカノハを釣った黄色の仕掛け糸の誘導仕掛けにしてみた。遠投していた竿先が激しい中り何度もお辞儀をしながら竿が突っ込む。ゴミかなと思ったが、ぐんぐんと魚信を感じる、6m程の堰堤なのだが、ゴミ玉も上げていたので、そのままリールを巻き続けた。四角く回る、覗くと大きなタカノハかな、と一瞬思ったが、50前後の大きなカジカ、波打ち際のゴミの中を船揚げ場まで持っていけないだろうと、このまま巻いてみようと少し上がってきたところでプッツン。
  気が抜けた感じがしたが、2本の竿をタカノハ仕掛けにして同じ距離に投げ続ける。30分ほどの後、竿がガタンと倒れる。今度は波の上に一気に浮かせて波打ち際に移動を開始して、波が打ち寄せてしぶきを上げている狭い船揚げに強引に引っ張り上げた。恐る恐る、階段を下りて行って、コンブの溜まっている上に乗っかっているカジカを引きずって凱旋した。興奮が冷めるのを待っておにぎりを食べた。
  この場所は、50前後のアブは数本上げているが40オーバーのカジカは始めてだった。竿は、錘負荷30号の460cm。エサは、カツオの血合いに漬けたアカハラの身。チヌの8号、ハリスはフロロの7号、道糸はナイロン7号。験を担ぐ気性なので、逃がした大物を釣ったなら、タカノハと同様にやめていただろう、運を残しておくために。