総合優勝  笹島日出晴

  久し振りのエリモ方面の釣行。若手ホープのT橋例会長の釣らないと言う約束(ホ ントニ守った)の後、ゲストのO西氏の「先週は庶野の奥に行くほど釣果が悪かった」との説明を受け、会長推薦のフンコツトンネル前の岩場に会長の案内で到着。
  目の前の岩の左側が良いと言う説明を受け、ちょっと高めの岩に釣座をきめる。 釣座は違うが同じ場所で去年アブの良型をゲットしたと云う。
  ファーストヒットはハゴトコちゃん。1時を廻る頃、40くらいのアブがカツオに食いついてくる。これをかわきりに40前後のアブ、35くらいのカジカがほど良い間隔で釣れてくる。たのしー。
  そして明るくなった5:30頃だろうか、トチさんからの電話(釣状況の調査でいつものやつ)を受けている時に会長のバッカン(餌入れ)が流され、立ち込み用の竿立ても倒れるといううねりが来た。応援に会長の釣座に行って話しをしていると、オッと言う会長の声で俺の竿があたっている気がしたので戻ると、左の竿にさらにでかいあたりが。引き寄せるとでかい口だ。「カジカだ、でかい」と言うと、会長が「待て待て、こんな良いもの俺が下に行って取り込む」と言って、釣座の後ろからまわり込んで無事取り込んでくれた。これがカシラとなる47.1cmのカジカで優勝の決め手となった。
  今回は会長のひさしを借りて母屋を頂きました。会長ごつっあんでした。

身長優勝  天崎吉晴

  「先週は奥に行くほど釣れていなかった」の最新情報に接しまして、範囲終点近いルベシベツ狙いのため車中でちょっと動揺。でも逆に競合が少ないだろうと、予定どおり栃真賀さんと重蔵トンネルで降りました。案の定釣り人は我々2人だけ。波が強いため去年より手前の岩場に乗りましたが、それでも大波がときどき足元を洗う、そっちの意味でもなかなか辛い釣り座です。この選択が正解と判るのは後刻。
  第一投のチョイ投げ竿に40cm弱のアブラコが来たあとは、チビハゴ続きで明け方も辛うじて中型のカジカだけ。不振に追い打ちをかける様に、遠投の竿が少し目を離した隙に何故か糸フケして、前の岩に絡んで回収不能。出て外そうにもウネリがきつく、諦めかけた所で運良く波が糸を浮かせてくれたので、すかさず巻き上げますが途中から急に重量感。寄せて来ると大型アブラコが付いていて、水面で暴れ出しました。ぶり上げは避けて波に合わせて引き上げゲット。すっかり明るくなった6時半頃で、ハリスは傷だらけでした。
  という訳で恥ずかしながら、上げてみたら付いていた&もう少しで糸を切る所でした。計量もきわどい50.0 cmジャストで、逆に幸運の重なりに感謝。去年と同じルベシベツで再び身長賞を頂き、ご案内頂いた栃真賀師匠にも今年も深謝です。ちなみに持ち帰った魚たちは職場にて唐揚げ&刺身&づけ&カルパッチョにして、別途用意のたこしゃぶとともに当院研修医軍団に振る舞いました。徹夜の釣りに続いてこのサービスは結構しんどい作業ですが、大好評で報われました。