例会長釣行記  栃真賀透

  6月例会は庶野~音調津で行われた。当日は潮まわりが今一つだが、天気も良く、波も1m前後と絶好の釣り日和であった。18名の参加者は会員情報を参考に入釣先を決定し、竿を出した。
  その全貌を紹介する。第1陣は小山・鈴木組が美島海岸へ。小山氏は40cm級のアブラコを仕留め9位、美島周辺探検をテーマに出掛けた鈴木氏は本命に恵まれず・・・。第2陣はフンコツに中江氏、ドンドン岩に小野田・吉本氏が竿を出す。フンコツ周辺に詳しい中江氏は46・43cm等のアブラコを揃え、準優勝。吉本氏も52.2cmの型物アブを釣り、7位と身長準優勝。また小野田氏は53.6cm、2.7kgの化け物カジカをものにし、身長優勝(嫁さんがやや小型で8位)。第3陣は咲梅に大田・松橋氏が下車。大田氏は44.5cmのタカノハを釣り10位、松橋氏は型物に恵まれずブービー賞。第4陣はオンコの沢を得意とする氏家・古川組。行き40分、帰り50分の遠距離徒歩の努力が実り、氏家氏46.4cmを頭に型物5匹、6.02㎏は文句なしの優勝。古川氏も48.1、44.6cmを揃え3位(身長も3位)。第5陣はオニトップに笹島氏が挑戦。44.5cmの型物を釣るも、2匹目に見放され13位。第6陣は谷磯に岩本・大内・於本氏が入釣。3名とも45cm前後を提出。岩本氏4位、大内氏5位、オブの於本氏は来賓優勝。谷磯の魚影の濃さを伺わせた。第7陣は栃真賀、由川氏の得意場所ルベシベツ周辺へ。海況も良く型物を期待したが、栃真賀はアブ・カジカを釣るも寸足らずで6位。由川氏も型物アブを釣るも重量が響き11位。第8陣はモイケシに南・谷藤・長岡氏が下車。南氏は45.8cmのアブが光るが2匹目が寸足らずで12位。長老谷藤・長岡氏は魚に巡り合えず・・。
  例会を振り返れば、記録的な40cm級のアブラコ続出。1000点以上が11名、えりもの海にて医釣会50周年を歓迎してくれる思い出の釣行となった。